6

20/34
前へ
/188ページ
次へ
カーテンから漏れる光を受けながら携帯電話を弄る。 外は既に明るく、小鳥の囀りが小さく聞こえてきた。 目の下には、多分隈が出来てるだろう。俺は昨晩、一睡も出来なかった。 昨日あんな事があって、目の前には隆太が居て、こんな状況下で寝れる筈もなく。 かと言って、他の部屋に居るという事も出来ず、俺はベッドの上で膝を抱えて夜明けを待った。
/188ページ

最初のコメントを投稿しよう!

158人が本棚に入れています
本棚に追加