第38章 そうだ京都、行こう

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そして、9日夜。子供達に早く寝るように、朝ちゃんと起きるように、長男には弁当買うように伝え、私達は出発しました。 船ですか? 悩んだんですが、主人からお金貰ったので少しでも楽に寝かせてあげようと1等の部屋を取りました。 久々の一泊二人旅。なんか眠るのが勿体なくて、私はちょっぴり夜更かし。でも海の上ってテレビは映らないし携帯も電波届かないのでやること無くなって、諦めて寝ました。 主人は疲れてたのかすぐ寝ちゃいましたけど(笑) 早朝5時。結局あまり眠れなかった私は目が真っ赤のまま、車を走らせました。 この日は船内休憩が出来ないと言われていて、朝から出るハメに。 外はあいにくの雨。視界が悪いし朝早いのでゆっくり進みます。 朝食はまたコンビニです。 なんやかんやと言いながらナビに導かれてやってきたのは住宅街に建てられた病院。 雨の中、おじいちゃん警備員が入口に立ってました。 「どこに駐車したらいい?」と車内からジェスターで伝えると、おじいちゃん張り切って小走りに一番奥の隅に案内してくれました。 警棒グルングルン回しながら「ここよ、ここ!」って感じです。 荷物を持って車から降りる頃には駐車場入口に戻ってました。 私達がキョロキョロしながら病院入口を探して歩いていたら、 「そこは老人ホームの入口!そこじゃなくて右手の建物!そこの路地入れば入口見えるから!」 と教えてくれました。 病院なのに入口わかりにくいんだってば( ̄▽ ̄) おじいちゃんありがとう。 無事病院に到着した私達。受付で話すと、初診扱いで色々書かされて、先払いですと言われてお金払いました。 船とこの病院代で、主人から貰ったお金が消えちゃいました。 「しまったわ・・・一等にしなければ良かったかも・・・。」 「お前、満喫してたやんか。ベッドでゆっくり寝れたやろ?」 「いや、あんまり寝てないし・・。」 「調子に乗って深夜番組とか見てるからやろ。お菓子も結構食べてたやん。」 はい、主人がわさわさ買ってきてくれてたので、ついついテレビのお供に食べちゃいました(笑) 「お昼はケチろうかなぁ~。」 「京都まで来たのに、コンビニ弁当しか食べてないからヤダ!ママに任すって言ったやろ?美味しいの食べて帰る!!」 んー、仕方が無いなぁー。 相変わらずお昼の心配をする夫婦。まぁ、せっかくだから美味しいの食べるか!
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