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待合室に戻ると、おじいちゃんおばあちゃんが増えてました。
私は隅にあったソファに腰掛けて、しばらくはスマホをいじっていましたが、眠くなってきました。
車に戻るか悩みましたが、無理な体勢ながらウトウトしてました。
実はよく椅子に座ったまま寝ます^_^;頭がもう机ギリギリまで落ちてるか、壁際なら壁に頭をつけて寝ます。勿論安眠出来ないので起きたり寝たりを繰り返し、終いには首が痛くなるのですが^_^;
この日は肘を太股につけて頬杖ついて寝てました。
勿論まともには眠れません。
そのうち椅子が全て埋まるくらいの老人が集いました。
「なんか今日は透析、1時間遅れてるみたい。」
「えっ!それで今日は全然呼ばれないのか。」
「何時もならこんなに待合室に人が溢れないから、おかしいと思ったのよねー。お迎え時間、1時間遅くしてって言わなきゃ!」
あー・・・それでこんなに密集してるのか・・・。私は席を譲るべきなんかな?でもここから離れたら座る席無くなるから寝る場所無くなるし・・・。さすがに立ったままは寝れない・・・。
私はウトウトしながらも、そんな事を考えてました。
2時間後、主人の様子を見に行きましたが、まだ終わってませんでした。
「予定より少し遅くなりそうです。お時間大丈夫ですか?あと15分くらいかな?」
「はい、大丈夫です。」
私は待合室にはもう戻りたくなくて、主人の足元に腰掛けました。
「体、どう?」
「うん、別に。それより腹減った!お昼どっか探しといてよ。」
「うん、わかった。」
私は得意なGoogle先生に聞きました。
「色々でてくるけどさ、何が食べたいん?」
「京都ー!って感じのご飯!」
なんか、いつもそんなセリフを聞いてる気がします。
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