向日葵が枯れるまでに

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向日葵が枯れるまでに

「~は、ぼくが居ないと駄目だもんね!」 転んで今にも泣き出しそうな君に 手を差し出しながら言い聞かせる 自分にも いつからだっただろうか 気付いた時には 執着心の種がグングンと伸び ぼくの心を締め付け始めた ぼくの大切な人 お家はお隣 親同士は学生時代の同級生らしく仲が良い ぼくの唯一の幼馴染み そしてぼくの初恋の相手 もうこれで分かったよね? そう ぼく有川藍は芽育に恋をしている
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