追憶

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ピピピ‥ピピピ‥ピピピ 真「んー‥‥うるさいぃぃ」 目覚ましをバンバン叩いてアラームを止める 寝ぼけた目を擦りながら時計を見て 真「7時45分だとぉ」 慌てて制服に着替えバタバタと洗面所に駆け込む 身仕度を終えてチャリ子さんのもとへ一直線 真「行ってきます」 既に母は仕事に出ており、誰も居ない 真「飯‥‥‥食いっぱぐれた」 溜息を吐きながらチャリ子さんで学校へとひた走る ギリギリで滑り込み遅刻は免れたが 目の前を…高城遥香が歩いている 何故か緊張して冷や汗が流れる 緊張し過ぎてか、呼吸も荒くなる 息苦しくなり目の前が歪んで見える 僕はそのままブラックアウトした
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