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「うん、君のその目。すごく素敵だ。君のこと、描いてもいいかな?」
ゆっくりと頷くと、私はアトリエの中央に置かれていた木製の丸椅子に座らされた。
彼が触れた場所は電気のようにビリビリと刺激が走った。
彼は準備をして早速描き始める。
私を見る目はまるで獲物を狙う獰猛な生き物。
服を着ていたのにも関わらず、まるで裸でいるような辱しめを受けていた。
まだ少女だったというのに、雌の部分がズクズクと疼き、絶え間ない涎を垂らしていた。
「今日はこのへんにしよう」
彼から解放された時には、頭も躯もクタクタになっていた。
そして、私は彼のアトリエに夏中通った。
毎日毎日飽きもせず。
ううん。
正確に言えば、欠かせない程に彼を欲していたのだ。
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