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夏は嫌いだ。
なんとなくイライラして、持っていたポカリをアスファルトにぶちまける。
(打ちポカリ?)
空耳に決まってるのに足が一瞬止まった。
私、捨てられたんだなぁ。みつを。
♪♪♪~
着信音が私を現実に引き戻した。
「もしもし」
「ゆい~ゆい~助けて~」
「どうしたカス」
「どうしよう」
「いや知らんがな」
「ハーゲンダッツ」
「高いわ」
「暑いんだよわかるでしょ」
「わかるけど」
「パルム」
「冷凍みかんで」
「ゆい~冷凍みかん飽きた~いつまでもとかれの好きだったものにこだわってんの~俺は~リッチなアイスが食いたい~」
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