chapter.1

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A「お前、キツネの化身らしいな」 B「そうッスよ♪ だから先輩たち人間共と違って 優秀な能力を持ち合わせてるッス」 A「へえ、所でキツネうどんは好きか?」 B「何で流すんッスか!? そこは『どんな能力があるの?』 って食い付く場面じゃないッスか!?」 A「(面倒くせえ油揚げだな…) どんな能力があるんだ?」 B「それは“未来予知”、 つまりは時間を司るッス。 例えば今ウチらが食べようとしている アイスのアタリ・ハズレが分かる、とか!」 A「じゃあキツネうどんは…」 B「今はアイスの話しッス! むむ!ウチのアイス、アタリの予感…!」 A「ふうん、オレのは?」  B「先輩のはどう考えてもハズレっすね~♪」 A「失礼な油揚げだ」 B「今なんと!?」 A「お、このアイス、アタリだ」 B「あ、ウチのハズレ…」 B「…………」 A「おい、オレのアイスを奪うな!返せ!」
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