無題

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小さな頃はすべてが輝いていて  大きくなれば色褪せてみえる 感動して流してた涙も 枯れた今は 無邪気に笑っていたあの頃 悪意に染められ 笑顔さえ忘れた私   白と黒と灰色の世界に 白く青く赤く暖かい光が生まれた それが君だった。 私の世界突如現れた君 何故か必死に君を守った そんな君は私を支えてくれた 再びあの悪意が私達を襲った 悪意に染められるのは私だけでいい。 僕の答えは君とのサヨナラ。 けれど悪意が狙ったのは君だった 君を守れず 僕は目を閉じた。
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