第1章

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ある夏の日。俺は1日仕事して疲れた身体に鞭を打ち、帰りの電車に乗った。 ガタンゴトン、ガタンゴトン。 視線を感じてふと顔を上げたら薄着の女と目が合った。 またか。今日はいつにも増して薄着な女だな。レースのスケスケな白く長い上着に下着が見えそうなミニスカート。上着の中はどう見てもブラジャーのみだ。それに顔もスタイルも抜群に美しい女だ。 そんな美しい薄着女は俺と目が合った途端目をトロンと潤ませこちらに近付いてくるではないか。 ま、これもいつものことだから驚かないが。 「あ、あの。も、もし良ければ次の駅で降りたら私と良いことしませんか?」 俺は仕事でクタクタなのだが明日休みだしこんな美しい薄着女の誘いを断るなんざ男の恥だよな。 よし。 「俺で良ければ」 「嬉しいです//では駅でまた」 電車内だと人目が気になるのか次の駅で降りるまでは俺から離れて行った。でもずっと二重のパッチリした目を潤ませながら此方を見てきてる。 この美しい薄着女も他の女達と同様に俺へ身体を?あんなことやこんなことをしたいと言うのか?
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