第四章 赤い花 白い花

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「母と、あちこちの家を見て来ました。洋館も古民家も、武家屋敷も。 そこで、古いは悪いではないけれど、そのままでは住めないことも実感しました」  だから、今に再生させるために、丼池は建築を学んでいる。 「俺は、遊部さんも生葬社も、建築も、とても大切なのです」  丼池は、車を駐車場に止めた。
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