第一章

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家に着いて一呼吸 するとインターホンがなった カメラつきなので誰が来たのかすぐにわかる 玄関の前には叔母さんが立っていた 私は、久しぶりの訪問に胸を踊らせた 叔母さんを居間に通してお茶を出して、父を呼びに部屋を後にした だけど、、 私の事を言っているらしくて父と叔母さんの話が気になった 台所と居間の間の引き戸から漏れてくる声に耳をやる 「そろそろ、あの子も年頃でしょ? 再婚しなさいよ」 叔母さんは父に写真を見せながら言っているようで父は素晴らしい容姿で中身を見たいからと私を呼んだ 私は聞き耳たててたのがバレてたのかなって体をビクッとさせて引き戸を開けて居間に入る 「梨駈ちゃん、この4人の女の人から1人が貴女の新しいお母さんになるのよ」 叔母さんは、口は笑っていても目が座っていた
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