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『あたし成沢君が好きなの、あたしと付き合ってくれないかな』
高校1年になって間もない頃エリカに告られた。
「ごめん… オレ女と付き合う気無いから」
『何で？ 好きな人いるの？』
「ん、いる」
そう言ったのにエリカは、
「２番でもいいよ」
全然意味解かんない…
２番でいいってどういう事？
オレなら絶対２番なんて…やだけどな。
『じゃさ…付き合わなくてもいいから、Hしない』
「は？ なにそれ」
『成沢君は好きな人とじゃないと、やなタイプ？』
「それって、普通じゃないの」
『そんな事無いわよ、好きじゃ無くたってする子いっぱいいるし、男だって、そうでしょ』
「そうなのかな、オレは好きなヤツとだけ したいけど…」
『ふぅん… 成沢君、体験済み？ その好きな人とHしたの？』
エリカに聞かれて、ちょっと顔が熱くなった。
頭を横に振り、
「好きなヤツとして無いけど…」
オレだって、好きなヤツとやりたいよ。
手が届くなら…
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