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オレの掌に賀月が放ったものをそのまま賀月の後ろにヌルリと塗った。
荒くなった呼吸が一瞬止まり、驚きオレを見た。
「初体験…済ませるから付き合ってよ」
『…じゅ… 』
オレはそう言って賀月自身から出たものがついた指を押し入れた。
優しくなんてしてる余裕は無かった。
だから、強引に指の数を増やした…
『……っ……ぃた……』
賀月が奥歯に力を入れ顔を歪める。
痛いよね…でももう優しくなれない
「力を抜いてくれないと…」
強引に中指も押し込んだ。
『…ぁ、……く……』
オレは賀月をうつ伏せにし腰をグッと持ち上げた。
「バ…ヵ…や……ゃめろ、無理だって…」
怖いよね? ……オレだって怖いよ…
先端が濡れたオレのものを押し当てた、
『もう、止められない、息抜いて、いくよ』
ベトベトに塗られた、その力を借りて押し入っていく…
右手で賀月の腰を支え、
左手で賀月の肩を掴み、
強引に押し開いていく…
『……っ……ぃ…たぃ…ん…』
言葉にならない言葉を途切れ途切れに吐く
賀月の頭は下がり軽い呼吸を繰り返す…
「賀月、オレも痛いから息を吐いて」
『……ぁ、はぁ……ぅ…』
四つん這いになった賀月の背中に指を滑らせた…
一瞬、キュッと締まる ふーっと力が抜けゆっくりゆっくり根元まで入った。
『……ぁ……』
「全部入ったよ、痛い?」
荒い呼吸で頷く。
賀月がベッドに付いていた片手を離し自分の腹を触った…
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