②諄太の初体験 

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「…ん? どうした、痛いか? 動くよ」 キツく締め上げられる。 「息を吐いて」 苦しそうな声で賀月が言った、 『ここ触って』 賀月に言われた所に手を持っていく、 下腹部に誘導される手。 指に毛が触れる。 『ここに諄太のが入ってるんだろ』 そう言うと下腹部に手を当てた。 「え…?」 『 … 』 「お前…」 四つん這いのまんま、 また頭が下がった… 賀月のそこがキツく締まったり、力が抜けたりを繰り返した。 「賀月…動くよ」 『…ん』 そう言うと賀月がふーっと息を吐いた。 こんなに酷い事してるのに、 「賀月の顔が見たい」 ってオレは言った。 『バカだな、顔なんて見なくたっていいんだよ、気持ちさえ良ければいいんだろ?』 その賀月の声は泣き声になってた…
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