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今から、僕がずっと思ってる事を話そうか…
昔、赤塚先生が生んだある六つ子がいたんだ…
そいつらはイタズラ好きで、アホでバカで…
しかも、「無個性集団」…
途中からイヤミやチビ太に主役とられそうになるんだよね…
ほんと、バカだよねー。なんて、僕もその一人だったんだけど♪
えっ?君は誰だって?大人になったトド松だよ♪
あっ!話が逸れちゃったね!!
「無個性集団」だと言われた僕らは年月をかけてそれぞれの色を出していたんだ…
「赤」
「青」
「緑」
「紫」
「黄」
「ピンク」
もちろん、僕がピンクだよ♪
僕らは大人になって、それぞれに昔と性格が異なるようになった…
そして、僕らはそれぞれを「兄弟」として見るようになるんだ…
「相棒」って知ってる?昔の僕らの様子を見て誰が言った言葉なんだ…
僕らは六つ子だけど、決して毎回のように六人で同じ行動をしてるとは限らない…
別々で行動していたんだ…
いつも先頭をきってくれるおそ松とそんなおそ松に賛同するように隣にいるチョロ松という比較的活発的なタイプと、逆に後ろの方にいる真面目な一松と泣き虫な十四松という比較的大人しいタイプがいた…
僕はおそ松やチョロ松ほど活発ではなかったけど、一松や十四松ほど大人しいわけでもなかった…
そして、いつもバカみたいにケンカしたがってそれでも僕の一番の相棒のカラ松…
誰かが言った言葉はいつの間にか自分達自身が言うようになった…
けれど、そんな関係は大人になった僕らが少しずつ崩していってきた…
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