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そうして私は彼らと共に行動することになった。
学生のノリについていけるかという不安もあったけど、全く問題なくて。
むしろこちらが学生気分を味わえた。
私にもこんな時代があったよな……過ぎた青春を懐かしむ。
そんな気分になって時折ばか笑いしながら花火開始までの時間を過ごした。
そして……。
「うわ……」
あっという間に花火開始時間となった。
音が鳴る度、あちこちから歓声が聞こえてきて。
夜空に次々と放たれる芸術は、見る人全てを魅了していく。
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