0人が本棚に入れています
本棚に追加
驚きでビクッと肩を震わせ、振り向くとそこには○○ちゃん
手には先ほどのパッキンアイス
「○○君、よかったらパッキン半分食べない?これおいしいよ」
少しおぼつかない手つきでアイスをパッキン
その片方をにこっと笑顔で差し出してくる
ガタンッ
僕は思わず椅子から転げ落ちる
可愛すぎかっ
体温が一気に急上昇
「○○君!?○○君大丈夫!?」
心配そうな声
ひんやりと冷たい床
椅子から落ちた衝撃でバーと冷凍キムチが分裂
窓から照り付ける夏の日差し
青絵の具で描いたような空
薄くも存在感のあるソーダの匂い
「夏なんて……夏なんて……最高だ……!」
最初のコメントを投稿しよう!