925人が本棚に入れています
本棚に追加
亮は食器を片付けてソファーに座った。テレビをつけてみるとちょうど生物兵器についてのニュースがやっていた。
亮「やっぱり来てるんだ…」
その時家のインターホンがなった。亜紀がきた。電話からまだ30分しかたっていなかった。
亜紀「おじゃましま~す」
亮「なんか食べる?」
亜紀「あ…うん」
亮は亜紀にカップメンをだした。亜紀は食べながらニュースをみている。
亜紀「やっぱりいるんだね」
亮「…ああ」
亜紀「なんか怖いな」
亮「なんで?」
亜紀「だって…殺人兵器だよ?怖いよ」
亮もそれは思っていた。もし自分たちがあの殺人兵器に襲われたりしたら…
亮「とりあえず部屋に行こうか?」
亜紀「うん」
二階に上がった。部屋に入るがやることがない…とりあえず亮は部屋のテレビをつけた。
亮「みたい番組とかある?」
亜紀「ないよ」
亮「…暇だね」
その時また外が明るくなっていた。二人は窓をあけて外をみた。また軍隊の車が家の前を通り過ぎていく。
亮「なんなんだいったい?」
この時既に田村謙三による最悪の計画は実行されていた。
最初のコメントを投稿しよう!