カウントダウン

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一俊の眉間に穴があいた。そしてゆっくりと倒れた。場の空気が一気に凍りつく血のにおいがあたりに広がった。 謙三「…邪魔したやつは消さなきゃね」 全員それから何も話さすに謙三の話をきいていた。 謙三「ではあなた達にはこれからある実験体と戦争していただきます」 真衣「戦争?」 修二「…まさか…」 謙三「そう…もうご存じでしょうが…あなた達には私の作った生物兵器と戦ってもらいます」 一瞬の沈黙…先にその沈黙を破ったのは亜紀だった。 亜紀「…生物兵器?なんであたし達が?」 謙三「抽選の結果ですよ…ではこれからルールを説明しますね…よく聞いていてください」 誰も反抗はしなかった。黙って言うことをきいていた。 謙三「ルールは簡単ですこの街全てがフィールドです…そのためにこの前からあなた達の街の人たちには温泉旅行としてこの街から出て行ってもらいました…で…あなた達は今日から三日間…実験体と戦ってもらいます」 全員言葉を失った。ニュースでやっていた実験体…その実験体と戦うはめになった。恐怖の三日間が始まった。 AM8:30 男子 17場 鷲田一俊 死亡 残り30人
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