最後の晩餐

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亮「…ふぅ…」 亮は家についた。いつもどおり夕飯、風呂、そしてやりたくない勉強…毎日が暇だった。 亮「…ん?」 窓の外がやけに明るい…窓を開けて外をみるとたくさんの軍隊の車が家の前を通っていく。 亮「なんだ?これは」 よくわからないが何故軍隊がこんなところにたくさん…その日はそれが気になって眠れなかった。 次の日…学校に行き小宮修二に昨日の軍隊のことをきいてみた。 修二「あ~あれだよあれ…」 修二が指差した方向には一枚のチラシがはってあった。 亮「…生物兵器出現?なんだこりゃ?」 修二「お前生物兵器知らないのか?」 修二は驚いた顔できいた。 亮「知らないよ…なんかおもしろいの?」 修二「ば~か…あれは…」 真衣「戦争に使う兵器のことだよ~」 小野寺真衣が話しに入ってきた。真衣はいろんな事を知っていてクラスでは雑学王と言われている。 修二「俺が話そうとしてたのに…」 真衣「気にしないの!…でね生物兵器ってのは戦争に使う生き物のことで危険なんだってさ…今ではまだ未完成だから実験体って呼ばれてるんだって」 亮「よく知ってるな~」 修二「このくらい常識だろ?ニュースみろよ」 生物兵器…これが後に亮達を地獄に追い込むことになろうとはまだ誰も知らない。
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