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「そうしたいが着替えが…」
「下着も服も俺の使って。下着は後でコンビニで買ってくるから、それまでは俺ので我慢して。今日着てる服はそこに置いといて。下着以外の服は全部クリーニングに出すから」
「クリーニングって…。それじゃ、先にシャワー使わせてもらうぞ」
てきぱきとした動きで私の着替えを用意する志音を見て、私も服と下着を分けてから、シャワーを使わせてもらった。
志音の厚意を嬉しく思った私はすっかり油断していたのだと思う。
温かいお湯を浴びて気が弛んだのかもしれない。
志音を無条件に信じてはいけないと改めて思い知った。
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