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「ちょっと待った。それ七瀬が自分の中だけで出した結論だから。事実は俺が先に手を出したんだよ」
「……事実はお前の言い分が正しいのか?」
「間違ってないから」
「何で…僕じゃないの?僕はずっと七瀬お兄さんが好きだったのに!七瀬お兄さんをお嫁さんにして、二人でHしたかったのに!」
「…………あの…優くん…?」
優くんの本音が、見事に私一色の願望とは。
優くんには酷かもしれないが、私にとっての優くんは弟にしか思えない。
私は弟や妹に恋愛感情は持てない。
「七瀬、言葉だけで通じない時って態度で表すことってアリだよな?」
「え?まぁ…方法としては間違いではないと思うが…」
「許可はもらったってことだよな。よし七瀬、見せつけようぜ♪」
「志音?ちょっと待て!」
シャツを破かれる勢いではだけさせられて、頭の中がパニック状態になる。
「何をするつもりだ!?」
「何をって…アレでナニなこと♪言葉が通じないなら、行動で示すしかないよね♪」
志音のふざけながらも本当にしようとしているのが分かって、力を込めて抵抗しようとしたが、志音の方が一枚上手だったようで、後ろから動きを封じられてしまった。
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