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「ちょ…待っ…んんっ!」
「七瀬は胸も中も敏感だもんね♪いっぱい気持ちよくなって、優くんに俺達の仲良しなとこ見せてあげなきゃ♪」
「ダ…メだ…!あ、んぁ、本当に…やめ…!」
優くんに見られているのに、志音が胸の突起を強弱をつけて触るから、意識がそっちにしか向かない。
ダメだと思いながらも、気持ちよくなってきて、息が荒くなってしまう。
「本当はこうされるの好きだもんね。見られて興奮してるみたいだし、三人で最後までしちゃう?」
志音の声は甘いのに言葉は悲しくなる響きで、思わず泣いてしまった。
「何で…?志音だから…志音だから…触られても…いいのに…!志音だから…感じるのに…」
私ばかり志音が好きで、志音はそんなに私を好きではないのかと思うと、胸の奥がキュウッと締まる感じがして、胸の刺激よりも締め付ける感覚に意識が行く。
「そんなに俺がいいの?泣いちゃうくらい好きなんだ?」
何も反論の言葉が浮かばない。
言われた通りだったから、無言で小さく頷く。
志音が胸を触るのをやめて、私を閉じ込めるようにして抱き締める。
「優くん分かった?七瀬は本気で俺を選んだの。まだ悩んでると思うけど、それでも俺を見ていて、俺が堕ちるなら一緒に堕ちるくらいは考えてる奴なんだよ」
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