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「本当…どこで覚えてくるの、そういうの…」
「や…!志音の…七瀬の中で…おっきく…」
「言わなくていいから!こんだけ煽られたらそうなるからね男なら」
「七瀬も男…」
「そうなんだけどね!でも煽ってるの七瀬だから!」
そう茶化しながらも、気持ちいい部分を擦られて突かれると、何も考えられなくなる。
ただただ志音がくれる快感に身体が反応するのを感じるだけ…。
「や…そこ…らめ…!トントン…しちゃ…め…」
「もっとされたいんだ?七瀬の欲しがり屋さん♪」
「らめ…!お…かひく…なっ…ちゃう…!も…イきそ…」
「いいよイって。大丈夫、俺がいるから」
その言葉が全身にじんわりと染み込んで、奥に進もうとするかのように志音が与える刺激に、声を出せないまま意識が途切れた。
「ん…」
カーテンの隙間から差し込む光で目が覚めた。
夜のことを思い出して、どういう顔で家族と食事をすればいいのか…悩む。
部屋の中を目だけ動かして見回して、志音がいないことに気付く。
気絶からそのまま眠ったのだろうが、寝苦しさがなかったのは、私一人でベッドを使ったから?
志音はどこで寝たんだ?
まさか莎弥の部屋で寝たんじゃないだろうな…。
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