No.2 告白

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2人の間に沈黙が流れる。 その沈黙を先にやぶったのは彼の方だった。 「ごめん」 「え、…」 「ちょっと焦りすぎた」 「でも、本気だから。 …だから、俺とのこと少しでもいいから考えてみてほしい」 「滝川君…僕、あの…」 「答えは急がなくてもいい。神月の答えが聞けるまでずっと待ってるから」 彼は眼差しは真剣で、 僕の心は、風に吹かれた花のように ただ揺れていた。 .
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