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「で、でも……」
「いいんだよ。気にするな。もともと俺らが悪いんだし。それに、俺が手伝いたいだけだから」
「…ごめんね」
「違う」
「え?」
「こうゆう時はあやまるんじゃなくて、ありがとうって言えばいいんだよ」
「あぁ、そっか。うん。その…
あ、ありがとう…」
「おう」
そう言って彼は僕の頭をくしゃっと撫でた。
(えぇ!?)
「神月、どうした?顔真っ赤だぞ」
「…あっ、あ、いや、だだっ、だ、大丈夫っ!」
(い、今のなに!?
あたま…あたま…なで、なでられ…た……?)
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