No.1 サッカーボールと花壇

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「で、でも……」 「いいんだよ。気にするな。もともと俺らが悪いんだし。それに、俺が手伝いたいだけだから」 「…ごめんね」 「違う」 「え?」 「こうゆう時はあやまるんじゃなくて、ありがとうって言えばいいんだよ」 「あぁ、そっか。うん。その… あ、ありがとう…」 「おう」 そう言って彼は僕の頭をくしゃっと撫でた。 (えぇ!?) 「神月、どうした?顔真っ赤だぞ」 「…あっ、あ、いや、だだっ、だ、大丈夫っ!」 (い、今のなに!? あたま…あたま…なで、なでられ…た……?) .
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