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「おまたせ」 リビングに着くと敦がいて俺の登場と共に立ち上がり一緒に玄関へ行く 「ていうか、どこいくの?」 「健太ん家」 「健太って…健太さん?」 「そ、俺が謹慎になったせいで仕事変わってもらったから…ま、着けば分かる」 大通りに出てタクシーを止めて乗り込み行き先を告げる タクシーから降りて細い路地や密集した住宅街を抜けると古くて今にも崩れ落ちそうなトタンの家があり敦がそこへ入っていく 磨りガラスのドアを開きズカズカ入っていく敦に続いて俺も入る 「よっ、わりぃな」 「変わってもらうの俺だし気にすんな」 「あ!敦にぃちゃんだ」 「にぃちゃんにぃちゃん!」 「遊ぼうぜっ!」 「このおにぃちゃんは誰?」 健太に挨拶する前に2階からドタバタと降りてきたのは子供たちで一気に囲まれてしまい動けなくなってしまった
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