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「ホットケーキだ!」
先に着いた良平君が匂いの正体を嬉々と言うのが聞こえた
リビングに行くともう皆机の前に座っていてフォークを持っていた
「「「「「いっただきまーす!」」」」」
仲良く揃えて言う、毎日こうやって挨拶をしてから食べているんだろうなと微笑ましく感じた
「いただきます」
俺の分も用意されていたので子供たちを見ながらゆっくり食べる
「梓がお手伝いしたんだよー!」
えっへんと胸を張っている梓ちゃんが可愛くてつい笑ってしまう
「美味しいよありがと」
「へへっ、良かった」
２枚ずつお皿に乗せられたホットケーキをあっという間に完食して食べ終わった順番に流しへ持っていく
「弘人にぃちゃん!さっきの続きしよー」
「まって、作って貰ったんだからお片付けは俺たちがしようよ」
終わったら遊ぼうね、そう言うと
渋々頷いてくれた
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