3010人が本棚に入れています
本棚に追加
/188ページ
見事桃ちゃんをタッチし逃げる
桃ちゃんは梓ちゃんを、梓ちゃんは瞬くんをタッチして最後は敦まで捕まりそこでお仕舞いになった
帰りの片付けを皆で手伝いこのまま買い出しに行く。
「何買うの?」
「千はハンバーグがいい!」
「俺は唐揚げ!」
他にもグラタンとかオムライスと口々に言う
「唐揚げはお惣菜コーナーで買ってオムライスとハンバーグは作ろう」
グラタンはまた今度ねと付けたし納得させた
スーパーもわりと近い距離にあって材料を買う。
カゴを乗せたカートは皆で順番に押してくれてとても賑やかな買い出しになった
レジに行くと敦がお会計を済ませてくれて皆で袋詰めをする
明日のおやつと言って持ってきたお菓子が袋1つ分で健太に怒られないかな、と思ったが子供の喜ぶ顔を見てたら今回だけとつい甘くなってしまった
家に着くと夕方の5時を回っておりさっそく台所に向かう
炊飯器の上に無造作に置かれていたエプロンを借りてお米を磨ぎスイッチを入れた。
手伝ってくれないかな、と様子を見ると敦はゲームをしていて梓ちゃんは膝の上に座ってくつろいでいた
しょうがなく一人でハンバーグを作り始める、みじん切りにした大量の玉ねぎをレンジに入れているときに健太が帰ってきた
皆おかえりなさいと一斉に玄関へ出迎えに行った
「早かったな」
「早く終わらせてきた」
子供たちもまたゲームを始め二言三言交わした後でキッチンに来てくれた
「おかえりなさい」
「ただいま、なに作ってるんだ?」
レンジから出した大量の玉葱を見て首をかしげている健太に今日の献立を告げると手伝うと言って手を洗い始める
最初のコメントを投稿しよう!