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前を向こうとした時、隣で目をキラキラさせている人が……まさか。
「いる?」
琢磨にチョコポッキーを見せると、コクコクと頷くので一本取って差し出すと、嬉しそうに食べた。
「うん、うまい」
この人たち、何なんだ……。
チョコポッキーを食べている2人を見ていると、隣から声がした。
「夏樹、もう一本くれる?」
「あ、はい」
先輩に言われて慌てていちごポッキーを差し出す。
シャクシャクシャクシャク。
またまたハムスター現わる……だ。
僕は車に乗っている間中、親鳥のように次々と3人にポッキーを食べさせ続けたんだ。
行きと違って和やかな車内にホッとした。
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