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耳たぶを舐められ、歯を立てて弛く噛まれる。
「あ……櫂、それ……や…」
「夏樹は耳が弱いの?」
「あっ……だから、そこで喋らないで…」
フッて息を吹き掛けられて、耳の中を舌が這う。
ピチャビチャという音と脇腹や背中を直接触られる感触に耐えきれず、『はぁーっ』と溜め息が漏れた。
いつの間にかTシャツは胸までたくしあげられ、櫂が僕をじっと見下ろしていた。
僕と目が合うと、櫂が優しく笑った。
「大丈夫。怖くないよ」と言われているようで、安心する。
櫂がゆっくりと僕の胸に顔を近づけた。
そして……
「あっ……、何?」
櫂が僕のペチャンコの胸をくわえて、ゆっくりと噛んだ。
変な感じがする。体がムズムズするような、不思議な感じ。
櫂が吸い付いたり、舐めたり、噛んだりする度に
ムズムズが次第にゾクゾクに変わってきた。
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