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「なんかお腹すいたね」
「うん、かき氷食べたい」
「俺は、焼きそばがいいな」
散々泳いで、はしゃいだら、お腹が空いてきた。
「じゃあ、海の家まで行ってみる?歩きだと10分くらいかかるけど」
「うん、行きたい」
僕たちはおじいちゃんの家まで戻り、短パンとTシャツを着て、来るときに見た海の家まで歩くことにしたんだ。
久しぶりに泳いだからか、水から上がったここちよいダルさを感じながら、3人並んで歩く。
道沿いには旅館や民宿が沢山あり、お店には海鮮丼や刺身の写真が貼り出してある。
僕が海鮮丼の写真を見ていると、琢磨が「あんなに豪華じゃないけど、夜は海の幸だから」って笑った。
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