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夕飯は、海鮮丼だった。
「うわぁ、すごい」
夕方見た写真より更に豪華な丼で、思わず叫んでしまう。
「お代わりも出来るから、沢山食べろ」
おじいちゃんが、にこにこしながら言ってくれた。
丼だけじゃなく、魚の出汁が効いたお吸い物も絶品で、本当に幸せだ。
おじいちゃんのお手製の漬け物も、とても美味しかった。
「すごく美味しいです。お店で食べるより美味しいです」
「それは良かった」
マスターが料理上手なのは、おじいちゃんを見て育ったからかもしれない。
琢磨が、「じいちゃんまで……」と失礼な事を言ってるのは無視する事にした。
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