1645人が本棚に入れています
本棚に追加
一人になって、今回の旅の事を考える。
色んな夏樹を見ることが出来た。
思い出すと、クスッと笑ってしまう。
無理矢理だけど、付いてきて良かった。
お風呂から上がった時には、気持ちの整理がついていた。
その夜は、夏樹を真ん中に挟んで眠った。
疲れたのか夏樹はすぐに寝てしまったが、俺は眠れずに体を起こした。
安永もぐっすり寝ているようだ。
俺が夏樹の頭をそっと撫でると、夏樹が俺の方に顔を向けたんだ。
夏樹……ごめんな。
俺は夏樹の唇にそっとキスをした。
思ってたよりも柔らかい唇でびっくりする。
もう一度だけ……
俺は夏樹にもう一度キスをして、そしてそっと抱きしめた。
最初のコメントを投稿しよう!