嫉妬

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櫂自身のものと僕のものを合わせて握り混み、撫で上げられた。 さっきとは比べ物にならない快感が後から後から沸き上がってくる。 「あぁ……櫂の、熱い」 「夏樹のも熱いよ」 ハァハァと息が乱れて、もう我慢しきれなくて、おもわず櫂の腕を掴んだ。 「櫂、もうムリ……」 「いいよ、我慢しなくていいから」 僕の手から力が抜けたのを確認すると、櫂が更に激しく手を動かした。 「ああっ……」 頭が真っ白になり、体が大きく跳ねたあと、ぐったりとベッドに沈み込んだ。 力が入らず、浅い呼吸だけをを繰り返していると、急に冷たさを感じて『ひゃっ』と叫ぶ。 「ごめん、冷たかった?」 今まではうつぶせだったから見れなかったんだけど、櫂がぱちんと蓋を閉めたあれがローションなんだ。 僕はこれで終わりじゃなく、まだ続きかあることを思い出した。
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