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かみ合わない話に呆然としていると、先輩のお母さんが言ったんだ。
「仁、夏樹さん達にご飯を食べてもらったらどうかしら?
お母さん沢山作りすぎちゃったから、そうしてもらえると助かるんだけど」
「母さんたら……。夏樹と蓮見は食べて帰って大丈夫?」
泣きそうな僕に代わって、櫂が答えてくれる。
「俺たちは大丈夫です。先輩と一緒に食べれるなんて嬉しいです」
「なんか無理矢理みたいで悪いけど、母さんの料理は美味しいから沢山食べていって。
夏樹はどうしたの?泣いてるの?」
先輩が心配そうに僕を見るから、安心させるように笑顔を作った。
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