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「夏樹、これだけは信じて。
私、夏樹が選んだ人なら、周りがなんて言おうと応援するから。もう一回言うね、私だけは誰がなんて言おうと応援するから。
だから、好きという気持ちを諦めないで」
美夏………
まるで僕が周りに反対される恋をしているみたいな言い方だね。
まさか、美夏知ってるんじゃ……
「美夏……」
「よし、恥ずかしい話は止め。
ご飯食べよう。お腹ペコペコだー」
美夏は、鼻歌を歌いながらキッチンに行く。
しばらくすると、お味噌汁のいい香りがしてきた。
ぐう……
あ、おなか鳴っちゃった。
「おかずは何?手伝うよ」
僕もキッチンに入って行った。
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