第0話 ラプラシア王女の婚約
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「ごめんなさい。庭園を抜ければ門兵がいるから、飛竜のことはそちらで聞いて」 そう言い残して、マナは慌ててその場を後にした。 去り際に、男の声が聞こえた気がした。 「もう半分は、――願いを叶えるためだ」
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