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また沈黙が流れる。
もう一度訊いてくればオッケーするのにっ。
え?
うん、チューしたいかな~なんてね。
えへ♪
「なぁ」
長い沈黙の後、彼がポツリと訊いた。
「ん?」
「……キスしていい?」
キターーーーー!
し、しかしっ!
いざ言われると緊張!
チョー緊張!
「……ん」
彼のことは苦手でした。
苦手だった彼が私のコンプレックスをとかしてくれそうです。
女らしくあることはおそらくはそんなに簡単にできないと思います。
だけど、少なくとも彼の前だけはそんな私を臆することなく、さらけ出せると思います。
私も憧れていたクリスマスに恋人とイチャイチャ実現できそうです!
キリスト様、サンキュー!
あ。
私の実家は名のあるお寺ですけどね。
~恋愛偏差値急上昇 終~
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