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翌日。
いつも通り登校している矢島さんを見て、俺はホッと胸を撫で下ろした。
「長谷川くん…ちょっと良いかな?」
昼休みになると矢島さんに言われ、俺は驚いて一瞬自分の名字が長谷川という事を忘れてしまった。や、矢島さんが俺に話しかけてきたぁ!?
「な、なん、何でしょう…!?」
「ここじゃちょっと…。来て?」
矢島さんに手を引かれ(!)、俺は心臓バクバクになりながら歩いて行った。何これ何これ、告白!?な訳ないか、昨日河北に告ってたんだもんな…。
あ、もしかして…。
「昨日のこと、誰にも言わないで欲しいの」
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