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「中田、俺…付き合うのは無理としても、矢島さんと友達くらいにはなってみせるぜ!」
「はいはい、ガンバレガンバレ」
ちくしょー見てろ!俺だって別にブサイクって訳じゃねーんだ、女神の矢島さんなら友達にくらいなってくれるに違いない。
放課後。
日直の仕事で遅くなった俺は、すっかり誰もいなくなった校舎を歩いて自分の教室まで戻った。
戻ったのだが…中に入れない。教室の中に矢島さんと男がいたからだ。
え、この独特の雰囲気…。これってもしかして……告白?しかも矢島さんの方が男に告ってるっぽくね!?
嘘だろ嘘だろ、あの矢島さんが告白だと!?男の方、誰だよ!
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