つれづれなるままに
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唄をきくこと 心を、その身を、切り裂かれるような傷みを、笑顔も、涙も、感情も すべて すべては 唄、なのだ。 ぼおおおんとクジラが唄う。 わたしも、らららと唄う。 空気の波が震える。 それはいつか大きな波のように その身に覆い被さるのだろうか。 それでは、それでは、おききめしませ。 わがうた。 振動で空気が震える。 ぼおおおん いつか大きい波になれ。 覆い被さるような大きい波になれ。
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