夏に

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早速俺は友人に電話をかける。 『はい。』 だるそうな声が聞こえた。 「俺だけど。」 俺も、だるそうに言う。 『おう。裕二か。』 電話をかけたのは友人の響也。コイツも俺と気が合う。面倒くさがり。仲間だ。そして、将来は、ニートの可能性大。さらに、イタズラ好き。ってな訳で、俺は、神ヶ森に入ることを提した。 『マジかよ……』 響也は、少し驚いたように言う。 「別にいーじゃんか。」 俺は言うのだが、 『でも、さすがにまずいよ。だって……』 「なんだよ。行こうって誘ってやったのに。いい。1人で行くから。」 なんだよ響也。せっかく誘ってやったのに。 『いっ行くよ。お前を1人にさせるのは心配だから。』 そして、俺らの計画が始まる。
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