恐るべき隕石と、三途の川辺のブヒちゃん

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「なんてついていないブヒー。まだなかまのかたきをとっていないのにブヒ……」 あたまから血を流し、今にもブヒは死んでしまいそうです。エブーはいそいでブヒにかけよると、弱ったブヒのからだを抱きおこしました。 「なにを言っているブー! ブヒに隕石がぶつかったのは、きっと、神さまがブヒにふくしゅうをしてほしくなかったからだブー! ブヒ、死ぬな!」 いつものんきなぶたにもどったエブーは、ひん死のブヒに、ひっしで声をかけました。image=501565162.jpg
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