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「プギー。サ・ン・オイルー♪ おなかにーぬーってとー♪ ぷきゃきゃきゃ、ハチ、くすぐったーい」
「日焼け止めだろ? 動くなって、ちゃんと塗らないと火傷しちゃうぞ!」
海の家『ビーチ・ハット』に到着後、アタチは背中にピンク色のお盆を括り付けられた。
他のみんなもそれぞれの準備に余念がない。
よっぴぃさんにいたっては、昨夜のうちにコンビニの商品搬入車を乗り継いで既に現場入りしている。
「チャーコちゃん、可愛いウェイトレスさんふわー♪」
見上げると、魔法のビニール傘で雨のミストを浴びているわたあめ姫。でもいつもと何かが違う……?
「わたあめ姫……! ビキニ着てるプギー!」
「ニャに!?」
「ビキニチョメ!?」
「ぴっ!?」
一斉にオスたちが集結し、ほおーっと頭上を見上げる。
大胆でありながら清楚な空色のビキニ、腰から巻いたふわふわのパレオが愛らしい。
「わたし、水着も初めてふわー♪ 一度着てみたかったふわ」
嬉しそうなわたあめ姫がふわふわとかき氷ブースに飛んでいく。その軌道に合わせてオスたちの頭も上下にふわふわ揺れた。
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