私ユキはお兄ちゃんになりました。

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靴を脱ぎ急いでリビングへと走る。 すると予想通りの光景が見られた。 ? 「あ、もしかしてお兄ちゃん?」 ? 「は、はじめ‥‥まして‥‥。」 2人の女の子がソファに座っていた。 ユキ 「一体‥‥‥‥」 どうなってんのーっ!!!?? ユキ 「とりあえず落ち着け俺」 そういうとお茶を少し飲む。 未来 「そうそう!慌ててもしょうがないしねー。ささっ、ぐびっと‥‥」 ユキ 「誰のせいだと思ってんの!?」 未来 「とりあえず自己紹介からだねー!」 そういうと3人は俺の前へ並んだ。 未来 「私は次女の未来(ミク)だよ!」 茶髪のツインテール。 明るくおバカな中学二年生。 沙織 「私は沙織(サオリ)です。一応長女なんですけど‥‥」 黒髪のミディアムボブ。 清楚ですこし天然の入った高校一年生。 莉奈 「私‥‥‥莉奈(リナ)‥‥です。三女‥‥です。」 黒髪ロングヘア。 内気で人見知りな小学五年生。 沙織 「ほら!お兄ちゃんの番だよ!」 ユキ 「お、俺も!?」 未来 「あったりまえじゃん!」 ユキ 「俺はユキ。4月から大学生です‥‥」 金髪にピンクの髪留めがトレードマーク。 4月から大学生一年生。 つまりはこうらしい。 親父の親友夫婦が不慮の事故で亡くなって沙織、未来、莉奈を引き取ったらしい。 つまり 知らない間に妹ができた。 しかも3人。 ‥‥‥‥‥親にずっとほっとかれた俺にはわかる。きっとあの子達が一番辛い。 あの3人娘と俺はうまくやっていけるのだろうか‥‥‥。 今から始まるこの物語は俺がこの三姉妹との日常である。
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