回想と始まり

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えっと…ぼっ僕、十四松って言います!!えっと… 一松「十四松、なにしてるの?」 十四松「一松!みんなに自己紹介してるんだよ!!でも、うまく話せないよ…(オロオロ)」 一松「泣かないでよー(オロオロ)」 十四松「ごめん(´;ω;`)」 僕は弱虫だった…いつもオドオドしていて、すぐ泣いちゃう… でも、いつの日か一松が言ってた気がした… 一松「十四松は兄弟の中では一番、人の痛みがわかる優しい子なんだよ!!」 兄弟の中というせばまれた範囲だけど、一松は「優しい」と言ってくれた… けれど、一松は中学の時…あの真面目な性格が幸いされて学級内でハブかれるようになった…今まで、仲良くしてきた友達からのひどい仕打ちで一松は引きこもるようになった… そして、一松が引きこもった時期と同時期に僕もいじめられるようになった… けれど、休み時間は他の兄弟たちが僕を守ってくれた… 特にトド松は僕によく付きっきりでいてくれた… 僕自身でもみんなは心強かった… けれど、一松は引きこもったままだった…
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