回想と始まり

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-十四松side- 僕は一松に嫌われてしまった… 一松「“お前のそういう優しいと思ってやってるとことか嫌いだ…!!お前なんて消えればいのに…”」 十四松「…」 一松は僕のことを理解して一番の味方でいてくれる…そう思ってたのに… 十四松「…」 バカなのかな…一松にそんなこと求めて、僕は一松の気持ちなんて理解しなかったから…もう戻れないのかな… 男1「あ、松野じゃん…」 男2「こんなとこでなにしてるのかなー?」 十四松「…」 僕はいじめっ子のクラスメイトに会った…どうしよう… 男3「あれ?一人でちゅか??」 十四松「…」 男4「なんとか言えよ!!(ドカッ)」 そんなこと考えてたら、僕は蹴られた… あれ?涙がでない…今だって、蹴られる前はオドオドしてたはずなのに… 一松「“いつもオドオドしててさ!!ビービー泣くし!!同情とかいらない…”」 そうだ、これは変わるチャンスなんだ…なら、こんな“弱虫”僕いらないよね?(ニヤリ) 男1「なに笑ってるだよ…」 十四松「アハハ」 僕はそれからのことは覚えていない…けれど、気づいたらチョロ松とカラ松に止められていて、僕の周りは血まみれだった… 普段ならそれでおびえるけど、今は楽しかった…もっとやりたかったなぁー さっきまで苛めてたあいつらも今では化け物を見る目で僕を見てくる…つまらないなぁー 十四松「ねぇ、もっと楽しませてよ!」 他の六つ子「…ッ!?」 その日からみんなは口をそろえて「十四松は可笑しくなった」と言った…
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