第三部 アップデートによるPKシステムの改変

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「これからどうスッかな~」 特にやること考えずにゲームをプレイした。よくあるよね、そういうこと。 しばらくここで突っ立っていたら、一人の黒い服を着た男の人が話し掛けてきた。 「君が初代テストランキング三位の”カルマ”かね?」 「そうですけど?」 なんかヤバそうな人だな....。いや、俺に話しかけてる時点でもうヤバいな。 「実は君をわがギルドに招待しようかと思ってな」 「......俺が入ると、恐がる人もいると思いますよ?」 「はっはっはっ!.......そんなことは無いと思うぞ。なんせ私達のギルド、”漆黒の管理”はプレイヤーキラーだけを集めた、クレイジー集団だからな」 ”漆黒の管理”って....痛々しいなぁ。て言うか自分のギルドをクレイジー集団って言って良いのかよ? ま、入るか入らないかってのは勿論.... 「よろしくお願いします」 入るに決まってる。 それからそれから。 俺を勧誘してきた人はゲルドという人で、結構上の人らしい。て言うかこのゲームまだ始まって2、3時間程度しか経ってないんだけど....。 ゲルドさんがこのギルドについて色々説明してくれた。 まず、メンバーは全員で20人。リーダーはベルリンという名の女の人で、ゲルドさん曰くその人に背中を見せたら一秒で殺されるそうだ。敵味方関係なく。関わるなと言っていた。 禁止事項は、他のメンバーとの争いは一対一でやり、介入はしてはいけない。 あと色々あったけど、関係ありそうなのはこれぐらい。 最後にこのギルドの目的は集団でのPKのようだ。大きなグループを狙うときに召集されるっぽい。
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